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価格の粘着性とインフレ期待形成に関する実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 26380233
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 理論経済学
研究機関一橋大学

研究代表者

上野 有子  一橋大学, 経済研究所, 非常勤研究員 (80721498)

研究協力者 難波 了一  中部圏社会経済研究所, 研究員
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
研究課題ステータス 完了 (2016年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードインフレ期待 / 合理的期待形成 / 実験 / ニューケインジアンフィリップスカーブ / フォワードルッキング / 価格の粘着性 / 情報 / 非対称性 / 不確実性 / 合理性 / 企業の価格設定 / パネル実証分析
研究成果の概要

この研究では日本の企業と消費者のインフレ期待の個票データを用い、企業では販売価格の先行き、消費者では普段買う物の価格動向の見通しを詳細に分析し、さらに業種別に販売価格見通しと実際のインフレ率の関係を調べた。その結果、デフレ期以降、特に加工型製造業製品の販売価格動向で、企業の期待が大きな役割を果たした可能性が示唆された。また消費者は利用できる情報を用いて期待形成を合理的に行っているか、実験的な枠組みに基づき分析した結果、期待は合理的で、金融政策当局の情報発信がその期待に影響するとの示唆を得た。本研究は企業や消費者の期待の先行きを考察するのに必要な期待形成のメカニズム解明の一助となったと考える。

報告書

(4件)
  • 2016 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2015 実施状況報告書
  • 2014 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件)

  • [雑誌論文] サーベイ調査におけるインフレ期待の不確実性の計測に関する一考察2017

    • 著者名/発表者名
      阿部修人・上野有子
    • 雑誌名

      経済研究

      巻: 68 ページ: 64-83

    • NAID

      120006551924

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 査読あり / 謝辞記載あり

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公開日: 2014-04-04   更新日: 2018-03-22  

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