研究課題/領域番号 |
26380234
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
|
研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
高宮 浩司 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (40333588)
|
研究協力者 |
田中 章
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | マーケットデザイン / メカニズムデザイン / マッチング / 社会選択 / ゲーム理論 / ミクロ経済学 / 経済理論 |
研究成果の概要 |
既存のマッチングマーケットデザインはほぼ2部マッチングにもとづく。本研究の目的はそれを非2部マッチングに拡大するための理論的基礎の確立であった。2部マッチングの基礎的理論を再検討し、それを元に非2部マッチングで有効なメカニズムを設計する計画であった。結果的に前者の段階で研究期間は終了したが、既存メカニズムがなぜうまく機能するのかについて、いくらかの理論的知見を得ることができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マッチングマーケットデザインはすでに広く現実社会で実装されており、価格メカニズムが使用できない状況での資源配分に有効な解決を与えてきた。その適用範囲をさらに拡大できれば希少資源をより公正かつ効率的に活用することができるが、そのためにはその理論的な基礎の深化と拡大が不可欠である。本研究はこれに資することを目指した。結果的に研究成果は既存メカニズムの再解釈にとどまったが、しかし歴史のおしえるところでは、このような既存知識の見直しが将来理論上の新規的展開につながり、それが新しい応用へと発展する可能性がある。
|