研究課題/領域番号 |
26380263
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済学説・経済思想
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研究機関 | 大阪産業大学 |
研究代表者 |
喜多見 洋 大阪産業大学, 経済学部, 教授 (30211197)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | ピエール・プレヴォ / 啓蒙 / 知的ネットワーク / ジュネーヴ / マーセット / 『人口論』仏訳 / D.ステュアート / 『ビブリオテーク・ブリタニク』 / スミス『哲学論文集』 / マルサス人口論 / ジェイン・マーセット / 文芸共和国 / ジャン=バティスト・セー / 人口論 / デュガルド・ステュアート / ジャン=バティスト・セー / 経済学クラブ |
研究成果の概要 |
ピエール・プレヴォの考える政治経済学は、一言でいえばスミスの影響を受けた自由主義経済学である。プレヴォは、経済的自由を重要と考え、経済的規制に概して批判的であった。彼はスミスを深く尊敬し、『国富論』が大変独創的な著作であると考えていた。 プレヴォの経済学は、D.ステュアートの影響を受けながら、スミスの自由主義経済学を受け継いだ。さらに彼は、マルサスの人口論をそれにつなごうと努力していた。プレヴォの経済学は、彼の同時代の知的ネットワークをうまく活かし、18世紀の経済学と19世紀の経済学をつなぐ役割を果たした。
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