研究課題
基盤研究(C)
本研究では、排出権等のバンキングに関して、不完全競争下での戦略的・動学的な意思決定を説明する経済理論モデルを構築・分析し、さらに米国カリフォルニア州等の現実の市場データを使ったシミュレーションを行い、理論的な考察結果を検証した。不完全競争・不完全裁定のもとでは、支配的企業による市場支配力行使の結果として、排出権価格が利子率よりも高い率で上昇しうることを示した。このことは、完全競争時におけるホテリングのルールが成り立たない可能性を示唆する。
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