研究課題/領域番号 |
26380305
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
比佐 章一 神奈川大学, 経済学部, 准教授 (20345440)
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研究分担者 |
乾 友彦 学習院大学, 国際社会科学部, 教授 (10328669)
比佐 優子 帝京大学, 経済学部, 准教授 (50456290)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ネットワーク分析 / 女性労働 / 経済成長 / 企業間取引関係 / 女性経営者 / 取引ネットワーク / 賃金格差 / 生産性 |
研究成果の概要 |
まず1つは、男女間の労働格差が、経済成長にどのような影響を与える可能性があるかを検証した論文である。分析の結果、女性は正規の雇用形態においては、学歴が上がるほど、差別の度合いが大きくなる傾向にあることが分かった。またパート・アルバイト労働においては、男女間で差別がほとんどないことも判明した。これらの結果は、パート従事者の多い女子労働の現状においては、格差をなくすことのみでは大きな改善にならないといえる。2つ目は、女性経営者に関する分析であり、女性経営者の数がかなり少ないのに加え、そうした企業は企業間取引ネットワークにおいて、中心的な役割を持たない企業を経営している傾向になることが分かった。
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