研究課題/領域番号 |
26380315
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 青山学院大学 (2016) 専修大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
伊藤 萬里 青山学院大学, 経済学部, 准教授 (40424212)
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研究分担者 |
田中 鮎夢 中央大学, 商学部, 准教授 (20583967)
白井 克典 大阪学院大学, 経済学部, 准教授 (90547225)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 知的財産権 / 特許制度 / 国際化 / 輸出 / 企業データ / R&D / 重力モデル / イノベーション / 生産性 / 企業の異質性 / 特許保護 |
研究成果の概要 |
知的財産権保護と貿易との関係について貿易データを利用した実証分析から、権利保護の強化が貿易にもたらすプラスの市場拡大効果とマイナスの市場支配力効果が、輸出仕向け地の保護の強さだけでなく、輸出元の保護の強さにも関係し、両者の制度調和が進むほど貿易が拡大することが明らかとなった。ただしこの結果は品目間で差異があり、医薬品など特許保護に敏感な特定の産業において特に顕著であった。さらに企業レベルの実証分析から、企業の輸出市場への参入とR&D活動が密接に関連していることが判明した。特に、企業内部のR&D投資と外部資源を活用したR&D戦略を同時に採用している企業が輸出に積極的であることが明らかとなった。
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