研究課題
基盤研究(C)
連続的な動学モデルの小国経済モデルに公共インフラと労働の両方の投入に対して生産が収穫一定となるような公共中間財を仮定して分析を行った。その結果は労働賦遜量の少ない国が公共インフラに強く依存する財を輸出して貿易利益を享受する一方、大きい国は公共インフラへの依存度が小さい財を輸出し、貿易によって不利益を被る可能性があることを示した。これは公共中間財が産業に収穫逓増的な働きをするタイプの場合に得られる結果とは逆になるため、公共インフラがどちらのタイプであるかがその国の貿易や貿易利益にとって重要であることが明らかになった。
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Journal of Economics
巻: 121 ページ: 51-73
The Region and Trade : New Analytical Derection, ed. by P. Nijkamp and A. Batabyal
巻: - ページ: 77-88
内田交謹、多和田 眞、成生達彦、山田光男編「トピックス応用経済学I」勁草書房
巻: - ページ: 36-50
愛知学院大学論叢『経済学研究』
巻: 第2巻、第2号 ページ: 17-34
120006976271
A. Batabyal and P. Nijkamp eds, The Region and Trade: New Analytical Directions (World Scientific Publishing)
巻: Chapter 4
多和田眞、成生達彦、山田光男、内田交謹編著「トピックス応用経済学Ⅰ」(勁草書房)
巻: 第3章