研究課題/領域番号 |
26380393
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
|
研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
森保 洋 長崎大学, 経済学部, 教授 (10304924)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | マーケットマイクロストラクチャー / 金融論 / マーケット・マイクロストラクチャー / 先物市場 / 高頻度データ |
研究成果の概要 |
本研究では (1) 日経平均先物市場における高速取引がどのように価格発見能力に影響を与えるのか (2) 日経平均先物市場における高速取引が、その現物市場の株式流動性に与える影響 の2点に焦点を当て分析を行った。実証分析の結果、 (1) 高速取引は、大阪証券取引所が導入した新派生証券取引システムJ-GATE稼働後に急速に増加し、それに伴い、取引に関する価格発見能力が低下したこと (2) 日経平均先物市場における高速取引は現物市場のスプレッドを縮小させ、現物株式市場の質を向上させる可能性が高いこと が明らかになった。
|