研究課題
基盤研究(C)
本研究では、ミクロ計量経済学の政策評価分析の手法を用いて、資本自由化(資本規制)と為替制度の経済パフォーマンスへの影響を分析した。特に、資本自由化の経済成長への影響と、固定相場制が財政規律に与える影響について分析した。分析結果によれば、世界経済が好景気の時には、資本自由化は経済成長率を有意に高めていた。また、固定相場制の財政規律に与える効果は様々であったが、平均的には、固定相場制(通貨統合)は財政規律を高めていた。
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Graduate School of Economics, Kobe University Discussion Paper
巻: No. 1813 ページ: 1-63
巻: No. 1814 ページ: 1-66