研究課題/領域番号 |
26380397
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
伊藤 幹夫 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (70184695)
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研究分担者 |
野田 顕彦 京都産業大学, 経済学部, 准教授 (80610112)
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研究協力者 |
和田 龍磨 Wayne State University, Associate Professor
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 外国為替市場 / 市場効率性 / 先物プレミアムパズル / 時変計量経済モデル / ベクトル誤差修正モデル / 市場統合 / 為替市場 |
研究成果の概要 |
本研究は,Ito et. al (2014) で提案された非ベイズ時変計量経済モデルにもとづいた分析の枠組みを用いて,外国為替市場における金利平価に関する未解決問題の1つである先物プレミアムパズル (FPP) が生じる原因を解明することを目的とした.具体的には,非ベイズ時変ベクトル誤差修正モデルを開発し,同モデルに世界各国の外国為替市場における為替レートデータを適用することで,各国の為替レート間の共変関係がどのような時変構造を持つかを検証した.分析の結果,過去四半世紀において外国為替市場の共変関係が時間を通じて変化しており,そうした変動がFPPを生じさせる一因となっていることが解明された.
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