研究課題
基盤研究(C)
本研究では、レヴィ過程と時間変更レヴィ過程をファイナンスの諸分野に応用することで、正規分布を基礎とする古典的なファイナンス理論の拡張を試みた。レヴィ過程は非正規な確率過程のクラスであり、資産価格や株式配当の非連続的な変動(ジャンプ)を表現できる。また、時間変更レヴィ過程はレヴィ過程に確率的時間変更を導入した確率過程である。本研究では、デリバティブの価格付け、交換経済における資産価格付け、最適配当政策、U字型プライシング・カーネルの再現の4つの問題を扱った。各問題に対して、数理解析による理論研究と数値シミュレーションによる計算研究を実施して論文にまとめた結果、4本の論文が国際学術誌に掲載された。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件) 備考 (3件)
International Journal of Theoretical and Applied Finance
巻: 20 号: 02 ページ: 1750012-1750012
10.1142/s0219024917500121
巻: 未定
Annals of Financial Economics
巻: 10 号: 02 ページ: 1550016-1550016
10.1142/s2010495215500165
Applied Mathematical Finance
巻: 22 号: 2 ページ: 133-161
10.1080/1350486x.2014.960529
http://akira2yamazaki.com/index.html
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