研究課題/領域番号 |
26380411
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
岩城 秀樹 京都産業大学, 経営学部, 教授 (40257647)
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研究分担者 |
尾崎 祐介 大阪産業大学, 経済学部, 准教授 (80511302)
藤井 陽一朗 大阪産業大学, 経済学部, 准教授 (80635376)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 不確実性下での意思決定 / 曖昧性 / 経済均衡 / 状態価格密度 / 保険料計算原理 / 資本資産価格評価モデル / CAPM / 滑から曖昧性モデル / 不確実性下の意思決定 / 滑らかな曖昧性モデル / 双対モデル / 均衡 / ファントム空間 / ポートフォリオ選択 / 意思決定 / 比較静学 |
研究成果の概要 |
本研究課題において得られた成果は以下のとおりである。(1) 滑らかな曖昧性モデルの双対定理を導出し、経済主体の選好が1次信念と2次信念の複合分布の下での効用の期待値で表現できることを証明した。(2) (1)の定理を基に曖昧性下での経済均衡での保険料計算原理を導出した。(3) (1)の定理を基に経済均衡での状態価格密度を導出し、資本資産価格モデル(CAPM)を曖昧性下に拡張した。(4) ファントム意思決定モデルにおいて、ファントム回避の定義を新たに行い、意思決定者がよりファントム回避であることの条件を導いた。その条件に基づき資産選択問題においてファントム回避と資産需要の関係を示した。
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