研究課題/領域番号 |
26380420
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
石原 俊時 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 准教授 (70221760)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 福祉の複合体 / 救貧制度 / 社会保障 / 社会福祉 / 児童福祉 / スウェーデン / 福祉国家 / 社会保障制度 / 地方自治体 / 救貧法 / 民間慈善 / 地方自治 / 社会保障体系 / 社会権 / スウェーデン・モデル / 経済成長 |
研究成果の概要 |
本研究は、20世紀初頭のスウェーデンにおける、社会事業中央連盟やスウェーデン救貧連盟などによる福祉供給主体の組織化の実態を解明し、その歴史的意義を検討することを課題とした。その結果判明したことは、まず、それらによる組織化は、社会問題とその原因を科学的・客観的に分析し、合理的な解決を目指そうとしていたことである。また、組織化を通じて目指したのは、救済される権利を確立して公的救貧を基底部分とし、社会保険制度などをその上に立つ制度として位置づけた多層的なセイフティ・ネットの構築であった。それゆえ、この組織化は、スウェーデンにおける近代的な社会保障体制の成立の重要な画期として捉えられると思われる。
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