研究課題/領域番号 |
26380436
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 東北大学 (2015-2016) 秀明大学 (2014) |
研究代表者 |
結城 武延 東北大学, 経済学研究科, 准教授 (80613679)
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研究分担者 |
高槻 泰郎 神戸大学, 経済経営研究所, 准教授 (70583798)
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連携研究者 |
沢井 実 南山大学, 経営学部, 教授 (90162536)
宮本 又郎 大阪大学, 大学院経済学研究科, 名誉教授 (50030672)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 日本経済史 / 日本経営史 / 金融史 / 経済史 / 経営史 / 関係的融資 / 企業統治 / 大名金融 |
研究成果の概要 |
近世:大名貸しがビジネスを行うにあたって、その外的環境である金融政策に反応して資本市場が機能していたことを計量的に明らかにした。具体的には幕府の米価政策に対して市場参加者が合理的に反応していたことを示した。近代:近代以降の広岡家は保険業と金融業を主軸とした金融ビジネスを展開させた。昭和金融恐慌によって、広岡家は銀行業を清算せざるを得なかった。そこで、広岡家は家産を売却し外部の資金提供者に一切迷惑をかけない形で問題を処理し、広岡家の信用を何とか維持し続けた。そして一家一業主義で生命保険に特化することで、財閥系金融機関による資本集中の流れの中で、生き残りを図ったのである。
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