研究課題/領域番号 |
26380443
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
本内 直樹 中部大学, 人文学部, 准教授 (10454365)
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研究協力者 |
松村 高夫 慶應義塾大学, 名誉教授
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 第二次世界大戦 / イギリス / 戦後再建 / 社会調査 / 社会主義 / G.D.H.コール / ベヴァリッジ委員会 / G.D.H. コール / 戦後復興(再建) / オックスフォード大学 / 福祉国家 / 戦後復興(再建) |
研究成果の概要 |
第二次大戦中のイギリスで社会主義者G.D.H.コールが主宰した「ナフィールド・コレッジ社会再建調査」(1941-44年)の全貌を解明する為に「ナフィールド調査」(実態調査)の諸活動と戦後の課題を討議した「プライベート・コンファレンス」(理論構築)の両者の内実を実証的に明らかにした。「ナフィールド調査」は、全国規模での産業調査、労働者・女性の口述証言を採録し、戦後再建に向けて、産業再建、教育、社会サーヴィス、地方行政等についての報告書(計69本)を政府や「ベヴァリッジ委員会」に提出していた。一方で、政府側の否定的な反応や大学上層部との確執も踏まえ「ナフィールド調査」の意義と限界を明らかにした。
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