研究課題/領域番号 |
26380453
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
水村 典弘 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 准教授 (50375581)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | CSR / 企業の社会的責任 / CSV / 共通価値創造の戦略 / ヒューマニタリアニズム / CSRの重要課題 / materiality assessment / KPI / 共通価値創造 / SV戦略 / 見える化 / ESG投資 / 企業価値 / 株主価値 / ネスレCSV / DWDG仮説 / ネスレ / 社会価値 / 株主重視の経営 / ビジネス倫理 / CSP / 社会的業績 / 事業戦略 / 事例研究 / 企業倫理 / 社会課題解決 / 総合商社 / 官民連携 |
研究成果の概要 |
本研究は、CSRのフロンティア領域と目されるCSV(共通価値創造)のコンセプトとフレームワークを理論的・実証的に解明したものである。
本研究を通じて、CSVは、社会課題解決に繋がる具体的な打ち手と企業の経営戦略とが表裏一体になって初めて機能する戦略コンセプトであることを明らかにした。また、社会課題解決に焦点を絞ったSV戦略が当事企業の収益力強化とコスト削減効果を生み、延いては株主価値の増大に繋がることを実証した。結果として、CSV/SV戦略は、社会課題解決のコストや対策の費用対効果を計算して見える化した戦略であり、必ずしも結果にコミットしない日本企業の「CSV」とは一線を画することを論証できた。
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