研究課題/領域番号 |
26380506
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
原田 勉 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (20294192)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | イノベーション確率 / イノベーション・システム / 経路依存的経済成長 / 多部門間イノベーション / イノベーション連関フローマトリックス / イノベーション / DSGEモデル / 脳波計測 / ワーキングメモリ / 創造性 / ニューケインジアンDSGEモデル / 内生的イノベーション / イノベーション構造 / イノベーション・マトリックス / ダイナミック戦略 / ダイナミック組織 / イノベーション確率最大化基準 / 多部門間マクロモデル / 産業構造 / 関係特殊的投資 / 競争戦略 / 組織デザイン / 複数セクター間モデル |
研究成果の概要 |
イノベーションに関する既存研究は、国、企業を含むイノベーション・システムを所与のものとして、その経済的効果を検討するものか、あるいはイノベーション・システムの内部メカニズムを詳細に事例分析するもののいずれかに分類される。本研究は、この両者をイノベーション確率最大化という観点からバランスよく取り扱い、一般均衡フレームワークのなかで統合的に扱っている点に特徴がある。具体的には、イノベーション・システムの経済における役割、機能、経済的影響について理論的・実証的に評価するとともに、その内部メカニズムについて、準価格シグナルという新たな観点からモデル化し、事例研究を中心とした実証を行っている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、イノベーションを国家レベル、企業レベルで促進するための独自の考え方、アプローチを提示し、その有効性について理論的、実証的に検証している点にある。本研究の成果は、イノベーションを促進するための経済政策として活用したり、企業におけるイノベーション戦略・組織に適用することが期待される。つまり、国家・企業レベルでのイノベーション確率を高めるための手法を提示している点に社会的意義があると考えられる。
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