研究課題
基盤研究(C)
第一に、企業再生M&Aにおける、スポンサー企業ケイパビリティを吸収する受け手能力は、受け手が複数スポンサーを経ることによって高まることが発見された。既存のM&A研究では、買い手の能力が買収経験の蓄積によって高まることが実証されているが、本研究では買われる側の受け手能力(ケイパビリティ)が買われた経験の蓄積によって高まることを発見している。第二に、企業再生の活動段階によって、知識特性、知識の送り手と受け手の単位、階層が変化することがわかった。これらにより、企業再生M&Aを実施するにあたっての、有効な知識移転手続きについての実務的示唆が得られている。
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