研究課題/領域番号 |
26380594
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
高橋 美穂子 東北大学, 経済学研究科, 准教授 (20438104)
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研究協力者 |
Wong Leon University of New South Wales, School of Accounting, Lecturer
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 財務会計 / 包括利益 |
研究成果の概要 |
当期純利益に加えてその他の包括利益を表示することは,投資家等の財務諸表利用者の意思決定に貢献することになるのだろうか。このような問題意識から,本研究の目的は,包括利益の表示に関する会計基準の適用後において,当期純利益とその他の包括利益の有用性が変化したのか否かを明らかにすることである。本研究では,当期純利益とその他の包括利益の有用性を株式リターンの変動に対する説明力および将来利益に対する予測精度の2つの点から検証した。実証分析の結果,基準の適用前後において,株式リターンに対する説明力および利益予測の精度のいずれについても,これらが有意に変化したことを示唆する証拠は観察されなかった。
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