研究課題/領域番号 |
26380637
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
安酸 建二 近畿大学, 経営学部, 教授 (00309494)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | コスト変動 / 公表財務データ / 実証研究 / 日本企業 / 経営者業績予想 / コストの下方硬直性 / 経営者予想 / アナリスト予想 / 実証分析 / アーカイバルデータ / 決算短信 / 売上高予想 / コスト・ビヘイビア / 原価分析 / アーカイバル・データ / コスト・マネジメント |
研究成果の概要 |
本研究を通じて、日本企業にみられるコスト変動のパターンを実証的に抽出すること、そして、そのパターンに影響を与える要因を特定することを試みた。発見事項として、①売上高が増大する場合と減少する場合とで、コストの増加率と減少率の絶対値が異なること、すなわち、コストは下方硬直的であることが確認された。②コストの下方硬直性に影響を与える要因として、将来の売上高の見通し、無形資産への経営上の依存度、従業員に対する業績評価の存在が明らかになった。また、外部者であるアナリストはコスト変動を十分に把握していないことも明らかになった。これは、コスト変動に関する学術的知見を発信する必要性を示唆している。
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