研究課題/領域番号 |
26380643
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
|
研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
松田 映二 埼玉大学, 社会調査研究センター, 准教授 (90649964)
|
研究分担者 |
松本 正生 埼玉大学, 社会調査研究センター, 教授 (00240698)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 調査法研究 / 複合調査 / 郵送調査 / レイアウト / 選択肢配置 / 初頭効果 / 中間選択肢 / 表形式 / 目で見る調査 / 回収率 / 直近効果 / 選択肢の縦配置 / 選択肢の横配置 / 選択肢の多段配置 / アイカメラ / インターネット調査 / 国勢調査 |
研究成果の概要 |
本研究は、質問と選択肢文を「目で見る」調査の回答バイアスを研究し、「目で見る」複合調査を実現することを目的としている。その第一段階として、郵送調査による調査票レイアウトが回答に及ぼす影響を精査した。初頭効果は択一でも複数回答でも高頻度で発生する。選択肢を2段配置すれば1段配置より初頭効果は薄れる。選択肢文の長いものなどは選ばれやすい。中間選択肢は中間に配置すれば回答数は増えるが、最後に配置すれば激減する。中間選択肢を中間に配置しても最後に「その他」を設ければ中間から最後の方に回答が拡散される。回答行為は意味上の中間ではなく視覚上の中間の影響を受ける。これらの知見が発表や論文で周知されている。
|