研究課題/領域番号 |
26380665
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
梁 仁實 岩手大学, 人文社会科学部, 准教授 (20464589)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 「文化」テクスト / 越境 / 日韓 / コリアン・ディアスポラ / 「在日」 / 記憶 / 映画 / 在日朝鮮人 / アイデンティティ / ノスタルジア / コミュニティ / 在日コミュニティ / 文化政策 / 東京オリンピック |
研究成果の概要 |
本研究では韓国(朝鮮半島)で作られた「文化」テクストが越境する際、コリアン・ディアスポラ・コミュニテイのなかでどのような交渉過程を経て受容されていたのかについて社会学的視点から明らかにすることを目的とした。この研究から得られた知見は、1)先行研究などにおいては1965年の日韓基本条約により日韓及び両国と在日朝鮮人との関係が変化を迎えていたとされていたが、本研究では1964年の東京オリンピックが韓国の「文化」テクストを在日朝鮮人側に受容させる大きな役割を果たしていたこと、2)帝国日本において作られた「文化」テクストの越境には在朝日本人及び在日朝鮮人側の存在が大きかったこと、である。
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