研究課題/領域番号 |
26380668
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
仲田 誠 筑波大学, 人文社会系, 教授 (50172341)
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研究分担者 |
海後 宗男 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (60281317)
佐藤 貢悦 筑波大学, 人文社会系, 教授 (80187187)
石井 健一 筑波大学, システム情報系, 准教授 (90193250)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 情報倫理 / ロボット倫理 / 東アジアの価値観 / 比較情報倫理 / 日本 / 伝統的価値観 / 情報社会 / 技術と存在論 / 世間・運命観 / 包括的人生観 / 鳥瞰図的ものの見方 / 情報化社会 / 情報化時代の東アジア / 日本的価値観 / 東アジア的価値観 / 日中韓比較価値観 / 情報社会の価値観 / 深層の価値観 / 世間・運命 / 供儀意識 / 深い社会意識 / 社会的共感 / 深い間主観的意識 / 災害犠牲者 / 共感 / 環境問題 |
研究成果の概要 |
本研究の研究代表者は、プライバシー問題への関心、公共性の意識などが日本的な「世間・運命観意識(図式)」に強く規定されているという日本の情報社会の実態を実証的・文献的に明らかにし、独、米、英などの研究者の強い関心を呼び起こしてきた。その後の予備的調査で「世間・運命観」的な価値観は中国、タイなどでも共有されていることが明らかになった。この研究では、日本と東アジアの国・地域を対象に、上記の問題をロボット倫理や公私観などの論点についての問題も含めてさらに詳しく分析した。今回の研究では、東アジアでは「世間・運命観意識」が一種の鳥瞰図的・観照的視点としての働きを演じていることが調査によって明らかになった。
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