研究課題/領域番号 |
26380673
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
渡邊 登 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (50250395)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 公共圏 / コミュニティ / 原発 / ポストフクイチ |
研究成果の概要 |
柏崎刈羽原発立地地域(柏﨑市・刈羽村)、周辺地域(長岡市、新潟市)の住民意識調査、立地地域のリーダーへのインタビュー調査を行い、生活意識、生活構造、社会構造の変容とそれを基底とする地域公共圏の構築可能性の考察を行ってきたが、依然として原発再稼働による地域経済の活性化を期待しつつ、脱「原発依存」への模索に苦悩する地域像が明らかとなった。これに対して周辺地域住民は約8割が脱原発を志向しつつも、5割近くは立地地域の脱「原発依存」へのソフトランディングを支持するものであった。今後同地域が「3.11原発事故以前」の状態に戻ることは想定しにくいが、本研究を踏まえて今後も定点観測を続けていく必要がある。
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