研究課題/領域番号 |
26380688
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
|
研究機関 | 三重県立看護大学 |
研究代表者 |
浦野 茂 三重県立看護大学, 看護学部, 教授 (80347830)
|
研究分担者 |
水川 喜文 北星学園大学, 社会福祉学部, 教授 (20299738)
中村 和生 青森大学, 社会学部, 准教授 (70584879)
|
連携研究者 |
船越 明子 兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (20516041)
|
研究協力者 |
三好 哲也 三重県立こころの医療センター
河合 晶子 三重県立こころの医療センター
藤居 裕昭 三重県立こころの医療センター
村田 萌絵 三重県立こころの医療センター
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | エスノメソドロジー / 当事者研究 / 精神障害 / 語り / 相互行為 / 経験 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、精神障害者の当事者研究場面を収録し、エスノメソドロジーの手法によって分析することにより、その相互行為的構造と精神障害者にとっての意義とを明らかにすることである。この結果、次が明らかになった。(1)当事者研究とは、障害をもつ当事者たちがその困難経験を言語として表現することを通じ、その構造を共同的に研究する実践である。(2)しかし、その道徳的含意ゆえにこうした困難経験の言語化は困難であること。(3)この困難に対処すべく当事者研究の実践は、(a)発言順番の組織方法と、(b)話者と経験の主体との関係づけについて、独自の組織方法を採用していること。
|