研究課題/領域番号 |
26380690
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
樂木 章子 岡山県立大学, 保健福祉学部, 准教授 (00372871)
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研究分担者 |
杉万 俊夫 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (10135642)
八ツ塚 一郎 熊本大学, 教育学部, 准教授 (10289126)
東村 知子 京都教育大学, 教育学部, 准教授 (30432587)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | アクションリサーチ / 直結規範・分離規範 / 養親・養子・産みの親 / 言説分析 / 啓発 / 教育実践 / 養親・養子 / 養子・養親 / 産みの親 / 当事者との対話 / ステレオタイプ / 産むことと育てること / 養子・里子 / 養親・里親 / 産みの母 |
研究成果の概要 |
家族関係の多様化にも関わらず、今なお、大多数の日本人にとって、「家族とは血縁で結ばれた親子を基本にする」という家族観(産むことと育てることを直結させる規範 --- これを直結規範と呼ぶ)が根底にある。この家族観は、「血縁のない親子をも前向きに認める」家族観(産むことと育てることの分離を是認する規範 --- これを分離規範と呼ぶ)と対立し、養子縁組家庭の存在を意識的・無意識的に疎外している。 本研究では、圧倒的多数派(直結規範)による支配的言説と、これに対する圧倒的少数派(分離規範)の対抗言説を、言説領域ごとに検討した。第2に、学校教育の中で、分離規範の作用権を拡大する授業実践を試みた。
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