研究課題
基盤研究(C)
本研究は、各国で行われてきた移行期正義(TJ)プログラムに対して、社会学的なアプローチから新たな知見を提供することを目的として遂行された。とりわけアフリカ・アジアにおけるTJの実証データの検討を通じて、(1)当該移行期社会の条件を反映させるTJ認識の必要性と、(2)これまで「TJの失敗」と評されてきた事例に並行して、当該社会の多様なアクターが比較的自律的な活動を、場合によってはTJプログラムの不十分な遂行を補足するかのように展開する実態が頻繁に確認されるという事実が明らかになった。
すべて 2017 2016 2015 2014 その他
すべて 国際共同研究 (5件) 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 2件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 1件、 招待講演 3件) 図書 (5件)
大谷学報
巻: 96(1) ページ: 41-59
African Study Monographs
巻: 37(2) ページ: 55-73
120005770767
時間学研究
巻: 10 ページ: 1-20
Social Dynamics
巻: 42(1) 号: 1 ページ: 106-121
10.1080/02533952.2016.1158483
巻: 50 ページ: 3-23
Africa and Asia: Entanglements in Past and Present (Conference Proceedings, GRM Program, Doshisha University)
巻: 1 ページ: 201-214