研究課題/領域番号 |
26380719
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 同志社大学 (2016) 大阪経済大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
勝野 宏史 同志社大学, 社会学部, 准教授 (20580749)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 近代 / メディア文化 / 未来図 / プラモデル / 高度成長期 / ユートピア / テクノナショナリズム / ポピュラー文化 / 少年文化 / ミリタリー文化 / 社会学 / 男性性 / 科学文化 |
研究成果の概要 |
本研究は、高度成長期のプラモデルブームに注目し、科学技術の発展とポピュラー文化の形成との相関関係について明らかにすることを目的としている。研究を通して主に明らかとなったのは以下の3点である。(1)プラモデル制作が「科学・技術立国」政策と少年文化とを結びつけるイデオロギー的役割を果たしていたということ。(2)当時の少年達にとって、プラモデル製作が戦後近代化へ主体的に参加する実践となっていたということ。(3)戦後の社会システムの急速な変容の中で、高度成長期のプラモデルブームはナショナリズム・テクノロジー・男性性の結びつきが再構築される場になっていたということ。
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