研究課題/領域番号 |
26380721
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
宮本 直美 立命館大学, 文学部, 教授 (40401161)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | コンサート / 劇場性 / 正典 / 音楽社会学 / 文化社会学 / 自律美学 |
研究成果の概要 |
本研究は近代ヨーロッパにおけるコンサート制度がどのように成立したかを探求するものである。器楽コンサートの独立には長い間オペラの助けが必要とされており、交響曲が市場において自立する際に「クラシック」という概念が音楽界に定着した。19世紀の音楽界では器楽の美学と市場原理が調停されてゆく経緯を確認できるが、そこには器楽と劇場との密接な関係、知識人の批評活動、そしてポピュラーなオペラ抜粋の楽譜出版などの事情が絡んでいた。本課題ではそうした音楽界の構造を、ヨーロッパの主要都市を対象としながら解明した。
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