研究課題/領域番号 |
26380727
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 大阪経済法科大学 |
研究代表者 |
橋本 みゆき 大阪経済法科大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (60725191)
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研究分担者 |
猿橋 順子 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (10407695)
柳 蓮淑 大阪経済法科大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (20725197)
高 正子 神戸大学, 国際文化学部, 非常勤講師 (80441418)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 生活文化 / 2世 / 在日コリアン / 継承 / 世代 / 2世 / 朝鮮半島 |
研究成果の概要 |
本研究は、移民世代研究および生活文化研究として、在日コリアンの生活文化の混淆的形成の形および、生活文化の実践または解釈の長い過程における日本生まれの在日2世の意味づけの変化を、生活経験のライフストーリーから明らかにした。得られた知見は主に次の3つである。1つに、2世は、朝鮮半島の伝統文化を親から継承するだけではなく、彼/彼女が自ら築いた経済的基盤や人生観に基づいて新たな生活文化を形成してきた。2つ目に、そこに至るには家族内の葛藤、家族生活外での経験や出来事、再解釈の過程があった。最後に、それら各ライフストーリーは、在日2世が生きてきた戦後日本社会という緩やかな共通の文脈で捉えられる。
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