研究課題/領域番号 |
26380774
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
浅見 昇吾 上智大学, 外国語学部, 教授 (10384158)
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連携研究者 |
橋爪 幸代 東京経済大学, 現代法学部, 准教授 (30407340)
栗原 直樹 十文字学園大学, 人間生活学部, 教授 (50571080)
森田 展彰 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (10251068)
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研究協力者 |
和田 一郎 花園大学, 教養学部, 准教授 (10711939)
髙橋 幸成 児童養護施設福音寮, 副園長
秋山 梨奈 多摩あおば病院, ソーシャルワーカー
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 社会的養護 / アフターケア / リービングケア |
研究成果の概要 |
児童養護施設を退所した3人に対するインタビューからわかったことの一つは、児童養護施設という施設の特性と退所後に生活場所となる施設の特性との違いが、混乱を生じさせているということである。また、それまで制限されていた家族との交流が増え、新たな葛藤を生じさせている。さらに、3人とも金銭管理能力が十分ではなく、自分の貯金やその価値を把握していないところがみられた。将来に向けての経済面での計画を立てるのは独力では難しく、強力なサポートが必要となっている。 このような状況であるため、児童養護施設滞在時の担当職員が退所後も積極的に関わる必要があるだろう。自立支援コーディネーターの関与も必要になる。
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