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「規制された現金給付」の可能性についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 26380802
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会福祉学
研究機関同志社大学

研究代表者

永田 祐  同志社大学, 社会学部, 教授 (90339599)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード規制された現金給付 / ダイレクトペイメント / 個人予算 / 介護保険 / 個別予算 / ケアラー支援 / パーソナリゼーション / pooling budgets
研究成果の概要

研究成果の概要は以下の通りである。規制された現金給付の問題点としては、第1に選択とコントロールが可能な段階で制度利用につながらない場合が多く、現金給付の利点を活かすことが難しい場合が多いこと、第2に選択を可能にする場合には、様々な支援が必要だが、地方自治体のソーシャルワーカーによる支援は十分でないこと、第3にケアの個人単位化によって、既存の公的なサービスが削減され、かえって選択肢を狭めていることが明らかになった。また、こうした問題点は、現金給付が緊縮財政と同時進行で行われることでより強化される面があることが明らかになった。日本への適用可能性については、こうした点を考慮することが必要である。

報告書

(5件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 2014 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2016 2015 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 高齢者ケアにおける選択の拡大とその課題 -イングランドにおけるダイレクトペイメントと個別予算を事例として-2014

    • 著者名/発表者名
      永田祐
    • 雑誌名

      評論・社会科学

      巻: 111 ページ: 125-139

    • NAID

      110009877419

    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
    • オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [図書] 世界の社会福祉年鑑20152016

    • 著者名/発表者名
      宇佐美耕一・小谷眞男・後藤玲子・原島博(永田祐)
    • 総ページ数
      424
    • 出版者
      旬報社
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [図書] 世界の社会福祉年鑑20152015

    • 著者名/発表者名
      永田祐
    • 総ページ数
      457
    • 出版者
      旬報社
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
  • [図書] 世界の社会福祉年鑑 2014年2014

    • 著者名/発表者名
      宇佐美耕一、小谷眞男、後藤玲子、原島博、永田祐
    • 総ページ数
      512
    • 出版者
      旬報社
    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書

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公開日: 2014-04-04   更新日: 2019-03-29  

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