研究課題/領域番号 |
26380827
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 静岡県立大学短期大学部 |
研究代表者 |
中澤 秀一 静岡県立大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (70435296)
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研究分担者 |
小澤 薫 新潟県立大学, 人間生活学部, 准教授 (00413170)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 健康で文化的な生活 / 最低生計費 / マーケット・バスケット方式 / 賃金と社会保障との組み合わせ / 最低賃金 / 普通の暮らし / 合意形成会議 / 健康で文化的な最低限度の生活 / 賃金と社会保障の組み合わせ / 最低生計費調査 / ふつうの暮らし / 若年者の生計費 / 子育て世代の生計費 / 高齢者の生計費 / 調査項目の再検討 / 調査の趣旨説明 / 調査方法の改善 / プレ調査 / アンケート票 |
研究成果の概要 |
本研究では、憲法 25 条で保障された「健康で文化的な生活」を営むためには、生計費が最低どの程度必要になるのかについて明らかにするために各地で最低生計費の試算を行った。その結果、現在の最低賃金制度や社会保障制度のもとでは、「健康で文化的な生活」を営むことは難しいことが明らかになった。最低賃金は少なくとも1300円、人間らしい労働時間を考慮に入れれば1500円以上が必要であるし、子どもを育てている世帯では住宅費や教育費を軽減する社会保障制度がなければ、貧困問題はますます深刻になっていくだろう。
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