研究課題/領域番号 |
26380837
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大渕 憲一 東北大学, 文学研究科, 名誉教授 (70116151)
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研究分担者 |
渥美 恵美 東北福祉大学, 健康科学部, 教授 (20326747)
山本 雄大 八戸学院大学, 健康医療学部, 講師 (60771368)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 謝罪 / 釈明受容 / 信頼回復 / 比較文化 / 葛藤解決 / 倫理違反 / 能力違反 / 日本人 / 信頼 / 能力 / 倫理 / 違反 / 不祥事 / 正当化 / 修復機能 / 中国人 |
研究成果の概要 |
研究1では釈明受容の媒介要因として被害回復期待に注目し、日本、中国、米国の成人496名を対象にWeb上で役割演技実験を実施した。その結果、自己利益的被害、象徴的(自尊心)被害、社会規範的被害のいずれに関しても、謝罪がその回復期待を強めることによって正当化よりも被害者の受容を促進することが文化共通に見出された。 研究2では米国のKim et al.が見出した謝罪の逆転効果(倫理違反状況では謝罪は正当化よりも行為者に対する信頼を低める)を日本において追試した。男子学生65名がPC上で参加した役割演技実験の結果はこの効果を示したが、その認知メカニズムはKim et al.の理論とは異なっていた。
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