研究課題/領域番号 |
26380839
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
相川 充 筑波大学, 人間系, 教授 (10159254)
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研究分担者 |
蔵永 瞳 滋賀大学, 教育学部, 講師 (30634589)
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連携研究者 |
藤原 健志 筑波大学, 人間系, 研究員 (80715160)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 感謝感情 / ポジティブ心理学 / 特性感謝 / 負債感情 / 感謝介入研究 / 拡張・形成理論 / 状態感謝 / 心理的負債 / 主観的ウェルビーイング / 感謝行動 / 共感性 / 向社会的行動 |
研究成果の概要 |
本研究は,「感謝」が自己認知を拡張し,対人関係の形成に及ぼすポジティブ効果を検証したものである。 特性感謝は,主観的ウェルビーイングと関連があり,被援助によって喚起される「利益の評価」の認知を経て状態感謝を高めることが明らかになった。 また,感謝感情は,負債感情と共起し,共感性を喚起して第三者への向社会的行動を高めること,友人関係の維持に効果を及ぼすことが明らかになった。さらに,感謝感情が主観的ウェルビーイングに及ぼす効果は,負債感情によって妨げられることがあることが明らかになった。
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