研究課題/領域番号 |
26380873
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
伊藤 友彦 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40159893)
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連携研究者 |
福田 真二 北海道医療大学, 心理科学部, 准教授 (70347780)
福田 スージー 青山学院大学, 法学部, 教授 (00337867)
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研究協力者 |
松本 幸代
迫野 詩乃
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 幼児 / 発話 / 流暢性 / 発達 / 吃音 / 発生 / 消失 / 統語 / 音韻 / 形態 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は幼児期における吃音の発生・消失過程を解明するための基礎的研究として、非吃音児の発話における流暢性の発達モデルを提唱することであった。研究の過程で縦断研究の対象であった幼児1名に吃音が生じ、1年後に消失した。対象児の発話データはICレコーダによって原則として週に1回の割合で収集されていた。したがって、偶然ではあるが、幼児期における吃音と言語発達との関係を縦断的に観察する機会を得たわけである。この1名の研究結果から、幼児期に発生し、学齢前までに消失する吃音現象、すなわち幼児期の吃音の自然回復が、統語的側面の急速な発達に伴う文産出システムの変化を反映している可能性が示唆された。
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