研究課題/領域番号 |
26380884
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
赤木 和重 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (70402675)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 自閉症スペクトラム障害 / 教示行為 / 相互教示 / 保育実践 / 教育実践 / 教えあい / 異年齢教育 / 自閉症スペクトラム / インクルーシブ / 授業研究 |
研究成果の概要 |
本研究では,3つのフィールドにおいて研究を行った。1つは,小学校・特別支援学級において授業分析を行った。2つは,アメリカニューヨーク州,シラキュースにある異年齢教育を行う小中学校において参与観察を行った。3つは,わが国の保育・教育・福祉実践に焦点を当てて自閉症スペクトラム障害児の教えあいについて分析を行った。 その結果,2つのことが明らかになった。1つは,様々なフィールドにおいて自閉症児同士もしくは自閉症の子どもと他の子どもとの教えあいが見られたことである。2つは,知識を有しなくても教えあいは可能であるということである。この事実は,「教える」という行為の見方をとらえなおす重要な示唆を与える。
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