研究課題
基盤研究(C)
ADHD(注意欠陥多動性障害)は不注意・衝動性・多動性を主症状とし,DAT過剰等の神経基盤が想定される。本研究は,遅延価値割引課題においてADHDモデルのELマウスが即時性に価値を置き,衝動性が高い主観的等価点を示すことを見出し,これがatomoxetineにより緩和することを見出した。またELマウスは潜在制止学習不全を示し,注意不全を持つことを見出した。さらにADHDモデルラットSHRは音脈分凝知覚下でのミスマッチ陰性電位様反応の不全を呈し,前注意過程の不全が示された。これはmethylphenidateにより改善する一方,対照系統では逆にADHD様の脳波の不全が生じることが示された。
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福岡県立大学心理臨床研究
巻: 8 ページ: 25-35
120005849728
巻: 7 ページ: 67-76
120005849734