研究課題/領域番号 |
26380905
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
外山 紀子 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (80328038)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 概念発達 / 食 / 病気 / 素朴生物学 / 衛生習慣 / 認知発達 / 選択的信頼 / 幼児期 / 青年期 / 病気に関する理解 / 情報源の選択 / 発達 / 知識獲得 / 素朴理論 / 衛生 |
研究成果の概要 |
幼児が食事場面における衛生の規範とルールを環境とのどのような相互作用を経て獲得していくかを検討した。 (1) 幼児の衛生に関する理解と大人の働きかけを検討した結果,食べ物の汚染に関する幼児の理解は社会的に与えられる情報よりも精緻であることが示された。(2) 沖縄の離島と東京の保育園の食事場面の比較を行った結果,食事場面の衛生習慣は社会的環境に深く根ざしていることが示唆された。(3) 伝染性・非伝染性の病気とケガの区別に関する理解を検討したところ,4・5歳児でも病因について内在的正義を否定し,ウィルスや細菌との接触が病気を引き起こすという生物学的理解を有していることが示された。
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