研究課題/領域番号 |
26380916
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 大分県立芸術文化短期大学 |
研究代表者 |
藤田 文 大分県立芸術文化短期大学, その他部局等, 教授 (50300489)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 仲間関係 / ルールの共有 / 幼児期 / 交代行動 / 発達 / 交代制ルール |
研究成果の概要 |
本研究は幼児の仲間関係における交代制ルールと情動反応の関連を検討することを目的とした。4歳児と5歳児を対象に、三人組でのゲーム遊び場面を録画した。分析の結果、交代回数が多いグループの方が楽しさの情動反応が多いことが一部のゲームで示され、交代制ルールの共有と楽しさの情動反応の関連が部分的に示された。また交代制ルールの崩壊過程の事例を検討した結果、男児は力関係の中で、女児は他者との関わりの中でルールが崩壊するという性差が示された。幼児の仲間関係に交代制ルールの規準と情動の共有が重要であり、その指導には性別を考慮する必要が示唆され、保育実践に応用可能な意義のある研究結果が得られた。
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