研究課題/領域番号 |
26380920
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
谷田 征子 お茶の水女子大学, 人間発達教育科学研究所, 特任講師 (60635150)
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研究分担者 |
青木 紀久代 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 准教授 (10254129)
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連携研究者 |
岩藤 裕美 お茶の水女子大学, 人間発達教育科学研究所, 特任講師 (80747741)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ひきこもり / アイデンティティ / 語り / メール相談 / 電話相談 / 他者 / 自己 / マスタナラティブ / 青年期 / こころの痛み / 孤独感 / emerging adulthood / テキストマイニング |
研究成果の概要 |
本研究では、ひきこもり相談から、現代のひきこもりの臨床像を明らかにし、ひきこもっている本人の視点から、アイデンティティの構築過程について検討することを目的とした。その結果、10代では性別にかかわらず、学校の中で体験していることが多く言及されていること、20代以降では性別によって悩みが分化していること、30代は内面と社会からの悩みが共存する可能性が高く、特に男性では40代以降においてもその傾向が継続することが示唆された。また、アイデンティティの構築過程においては、「ひきこもりの自分についての語り」「自分についての捉え直し」「自分と関わることについての語り」の3つの段階があることが示唆された。
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