研究課題/領域番号 |
26380934
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
|
研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
中澤 良子 (大場良子 / 中澤 良子(大場良子)) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (80381432)
|
研究分担者 |
羽鳥 健司 埼玉学園大学, 人間学部, 准教授 (10458698)
大野 明美 神奈川工科大学, 看護学部, 講師 (40458534)
|
研究協力者 |
河村 裕美 認定NPO法人 オレンジティ, 理事長
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 婦人科がん体験者 / 女性性の危機意識 / 対処 / 心理社会的支援 / well-being / 心理学的社会的支援 / ポジティブ資源 / 心理的社会的支援 / レジリエンス |
研究成果の概要 |
本研究では、婦人科がん体験者のwell-beingの獲得に向けた心理社会的支援モデルを構築することである。ミックス法により、婦人科がん体験者が知覚する女性性の危機意識の構造や心理的危機への対処、当事者が抱える課題について検討した。量的調査では、治療に応じた後遺症の程度や心理的な影響、身体的変化の受容度が明らかになった。質的調査では、病気に伴う心理的な変化、生活の変化、パートナーとの関係性の変化、セクシャリティへの影響、妊孕性の問題と、それに対する向き合い方や精神的な支えが示された。心理社会的支援モデルの中心には、「妊孕性の危機」「異性との関係性危機」「女性的身体像の危機」支援が考えられた。
|