研究課題/領域番号 |
26380935
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
田上 恭子 愛知県立大学, 看護学部, 准教授 (80361004)
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研究分担者 |
山中 亮 名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 教授 (20337207)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 自伝的記憶 / 継続する絆 / 死別 / 喪失 / 悲嘆 / 精神的健康 / 心理的障害 |
研究成果の概要 |
本研究は,故人を含む自伝的記憶が故人との継続する絆においてどのように機能しているかを明らかにすることを主たる目的とし,精神的健康,喪失体験の性質,継続する絆,故人を含む自伝的記憶の想起における主観的体験,及び故人の無意図的想起との関連について検討した。主な結果として,(1)精神的健康状態が良好な場合は必ずしも故人との絆が死別への適応を高めるわけではない可能性,(2)故人との絆には故人を含むエピソードのポジティブな感情を伴う想起が関連すること,(3)故人の無意図的想起頻度の高さは精神的健康状態の不良さと関連することが示された。今後故人の続柄別検討などさらに精緻な研究が必要である。
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