研究課題/領域番号 |
26380937
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
小川 成 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (90571688)
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研究分担者 |
近藤 真前 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (30625223)
井野 敬子 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 研究員 (10727118)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | パニック障害 / 認知行動療法 / 効果予測因子 / 併存症状 / 併存症 |
研究成果の概要 |
本研究ではパニック障害に対する認知行動療法施行後の併存症の治療効果を予測する因子について検討した。パニック障害患者200名に認知行動療法を施行し、治療前での人格特性や認知的要素と治療後の併存精神症状の改善との関連を検証した。その結果、ベースラインでの人格特性のうち誠実性のスコアが高いと、認知行動療法施行後の併存精神症状のうち、強迫性、抑うつ、恐怖、CGIの4つにおける改善を予測した。パニック障害の認知行動療法を施行する際に、治療後の様々な精神症状の改善を図る際には、人格特性としての誠実性に注目しておくことが有益である可能性が示唆された。
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