研究課題/領域番号 |
26380963
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 京都橘大学 |
研究代表者 |
上北 朋子 京都橘大学, 健康科学部, 准教授 (90435628)
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研究分担者 |
坂本 敏郎 京都橘大学, 健康科学部, 教授 (40321765)
佐藤 鮎美 京都大学, 文学研究科, 教務補佐員 (90638181)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 母子関係 / デグー / 社会性 / オキシトシン / 共同注意 / 探索行動 / 母子相互作用 / 前頭葉 / ターンテイキング / 乳児 |
研究成果の概要 |
本研究では、マウス、デグー、乳幼児から得た行動実験の結果を社会性の萌芽の観点から統合し、社会行動の発達に関わる脳システムを明らかにすることを目的とした。マウスでは新生時期のオキシトシンの投与が、思春期において社会的報酬で条件付けを行った空間への嗜好性を高める結果を得た。デグーでは離乳期以前の母子分離が不安傾向を高め、新奇な物体の探索を減少させるという結果を得た。乳幼児では電子媒体での絵本では紙媒体よりも母子相互作用が減少すること、読み聞かせの際に抑揚の有無によって脳活動が異なるという結果を得た。幼齢期の内分泌システムや母子相互作用の操作は、成長後の社会的行動に影響する可能性が示唆された。
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