研究課題/領域番号 |
26380977
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 鹿児島純心女子大学 |
研究代表者 |
餅原 尚子 鹿児島純心女子大学, 国際人間学部, 教授 (70352474)
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研究分担者 |
久留 一郎 鹿児島純心女子大学, 人間科学研究科, 教授 (40024004)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | PTSD(心的外傷後ストレス障害) / CIS(惨事ストレス) / 惨事 / 感情労働 / PTG(外傷後成長) / レジリエンス / ポーランドの被害者支援 / オーストリアの被害者支援 / 性犯罪指定捜査員 / 陪審員 / メンタルヘルス / 惨事ストレス(CIS) / 心的外傷後ストレス障害(PTSD) / 外傷後成長(PTG) / 臨床心理面接 / 惨事体験・目撃 / 惨事体験 / 目撃体験 / 裁判員志度 / ストレス / PTSD(外傷後ストレス障害) / 臨床心理査定 |
研究成果の概要 |
PTSD(心的外傷後ストレス障害)の子どもの場合、「母親のうつ状態の長期化」「父親の加害者への怒りの感情」との関連性が見いだされた。裁判の証拠に近い凄惨な画像について、カラー画像より白黒画像の方がインパクトは少なく、また、積極的に細部まで画像を見ることができることがわかった。 性犯罪指定捜査員87名を対象に、アンケート調査を実施した結果、「ひどい状態のご遺体」に接した者は、「感情労働」との関係が有意に高いことが明らかになった。さらに、ポーランド、オーストリアでの調査・情報収集では、収容所生還者のトラウマは、その回復力に結びつく「豊かな人間性」「幼少期の愛着関係」と関連があることが見出された。
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