研究課題/領域番号 |
26380990
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
富原 一哉 鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 教授 (00272146)
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研究分担者 |
小川 園子 筑波大学, 人間系, 教授 (50396610)
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研究協力者 |
大川 あゆみ 鹿児島大学, 大学院・人文社会科学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | エストロゲン / 不安障害 / 産後うつ / ストレス / ホルモン / マウス / 情動 / PTSD / 恐怖学習 / 一般活動性 / 視床下部 / コルチコトロピン放出ホルモン / バソプレッシン / オキシトシン / HPA軸 / コルチコステロン / 恐怖条件づけ学習 |
研究成果の概要 |
エストロゲンは視床下部―下垂体―副腎軸(HPA軸)に影響を与え,また,HPA軸の過剰亢進が感情障害と関連すると考えられている。そこで本研究では,エストロゲンの慢性的な循環レベルの向上がもたらす情動関連行動亢進効果に,HPA軸の反応変化が関与するかの解明を試みた。結果として,副腎除去はエストラジオールによるメスマウスの情動行動調節には影響を与えず,またエストラジオース投与によって視床下部のストレス関連ホルモンのmRNA発現は変化しなかった。これらの結果は,この情動関連行動亢進効果にはHPA軸の関与が低いことを示唆しており,他の可能性の検討が必要となる。
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