研究課題/領域番号 |
26381002
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
山本 美穂子 北海道大学, 大学文書館, 技術専門職員 (70455583)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 大学史 / 帝国大学 / 学位 / 博士号 / 女子高等教育史 / 学位令 / 博士 / 女性研究者 / 女子高等師範学校 / 女子専門学校 |
研究成果の概要 |
1898年勅令第三四四号の学位令下においては、1905年に女性が学位請求をした事案があった。しかし、1890~1920年代前半、女性は学歴上で不利な立場にあり、研究職への職業進出がはばまれており、学位が授与されることがなかった。 一方、1920年勅令第二百号の学位令下においては、1927年保井コノが理学博士号を取得して以降、1947年までに、理学博士・医学博士・農学博士・薬学博士の理系4種別で女性の学位取得者が誕生し、医学・化学系が大半を占めた。女性にとって、博士号の学位は、各自のキャリアにとって有為な職業的資格となっただけでなく、後進の女性科学者の養成にも影響をもたらしていた。
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