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近代日本の学力観の変遷に関する歴史的研究--中等程度の検定試験に注目して--

研究課題

研究課題/領域番号 26381004
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関北海道教育大学

研究代表者

三上 敦史  北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30362304)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード修養雑誌 / 予備校 / 中等教育 / 入学試験 / 教育史 / 検定試験 / 独学
研究成果の概要

第一に、中等程度の検定試験の主たる受験者である勤労青少年の意識の変化に注目し、そうした者を対象に出版されていた最大の修養雑誌『成功』について資料収集・記事分析を行った。同時に、同書は国内の図書館に散在しており、学術的価値の高さにもかかわらず復刻が行われていなかったため、不二出版とともに復刻事業を行った。
第二に、中等程度の検定試験受験者が目指す主たる進路は高等教育への進学であることに鑑み、中京圏に注目して予備校の成立・展開の様子に関する資料収集・分析を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

修養雑誌『成功』に関する研究は、復刻事業の最終巻に解題として掲載した。同書の復刻は、日本史・教育史・文化史などさまざまな分野の研究者から待ち望まれていたものであり、今後、多くの研究者に便宜を図る結果となったことは疑いない。
予備校に関する研究は、教育史においてほぼ手つかずとなっている学校外の教育のありように関する歴史的研究であるとともに、入試改革について議論する際の重要な手がかりとなる領域である。多方面の研究者に資料として活用されることを期待したい。

報告書

(6件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 2014 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2015

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 近代における中京圏の予備校の誕生2019

    • 著者名/発表者名
      三上敦史
    • 雑誌名

      北海道教育大学紀要

      巻: 第69巻第2号 ページ: 1-16

    • NAID

      120006596080

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [図書] 『成功』解題・総目次2015

    • 著者名/発表者名
      三上敦史
    • 総ページ数
      309
    • 出版者
      不二出版
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書

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公開日: 2014-04-04   更新日: 2020-03-30  

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