研究課題/領域番号 |
26381010
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 筑波技術大学 |
研究代表者 |
藤井 亮輔 筑波技術大学, 保健科学部, 教授 (70352565)
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研究協力者 |
長岡 英司 筑波技術大学, 教授
呉 泰敏 大韓按摩師協会附属修練院, 教諭
李 宇寛 国立ソウル盲学校理療科, 教諭
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 理療教育史 / 韓国 / 台湾 / 朝鮮総督府済生院 / William Campkel / 木村勤吾 / 豪北盲唖学校 / ウイリアム・キャンベル / 鍼按教育 / 朝鮮総督府 / 台湾総督府 / 済生院 / 盲人 / 国際情報交流 / 視覚障害者 |
研究成果の概要 |
本研究では日本の植民地政策下で朝鮮半島と台湾で展開された盲人への理療教育(鍼灸・按摩教育)の以下の実態を明示できた。朝鮮の理療教育は朝鮮総督府済生院の盲唖部(1913年)において官主導で開かれたのに対し台湾の按摩教育はWilliam Cambelによる台南慈恵院盲人教育部(1900年)や木村勤吾による木村盲唖教育所(1915年)など民間主導で行われた点に特徴がある。両者とも日本で公布された按摩術等に関する法令(1911年)に則った教育が実践されたことで、盲人の経済自立を可能にさせた日本の職業文化がこれらの地域にも形成された。その今日的意義は大きい。
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